ファンケルから発売されている「本搾り青汁 こだわりポタージュ」は、青汁の中でも青臭さや苦みなどクセのあるケールを使ったポタージュです。栄養があることは分かりますが、果たしてその味は!?実際に購入して試して見ました。
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知る人ぞ知るファンケルの青汁入りポタージュが数量限定で発売中
ファンケルの公式サイトを見ていたら「本搾り青汁 こだわりポタージュ」なるものを見つけました。 ファンケル「本搾り青汁 こだわりポタージュ」 えっ。ポタージュに青汁入れちゃったの!? 美味しいのかな… いやいや、まずいでしょう~!だって青汁とポタージュですよ? 好奇心旺盛なので買ってみました。 数量限定ですしね。 お徳用の3個セットもありましたが、味が分からないのでひとまず1箱。 1箱5袋入り 772円(税込) 1杯あたり約155円になります。ちょっとお高めです。
ファンケル「本搾り青汁こだわりポタージュ」のカロリーと原材料
81kcal/1袋(20g) カロリーって他のポタージュと差はあるのかしら? じゃがいもを使ったポタージュでカロリーを比較してみましょう。 「本搾り青汁こだわりポタージュ」は20gで81kcalなので、1gあたり4.05kcalです。 ■クノール® カップスープ ポタージュ とろとろクリーミー 71kcal/1袋(17.0g)・・・1gあたり4.17kcal 男爵いものポタージュ 77kcal/1袋(17.6g)・・・1gあたり4.375kcal ■ポッカサッポロ ハッピースープ ポタージュ 62kcal/1袋(13.8g)・・・1gあたり4.49kcal ファンケルのポタージュは1袋81kcalだったので「カロリーちょっと高いのかな」と思ったけど、1gあたりのカロリーで見てみると実は低いんですね。 原材料はどんなのが入ってるのかな? ケールがじゃがいもの次に多く入ってる!! ますます味に期待が持てません。
ファンケル「本搾り青汁 こだわりポタージュ」の味はまずい?おいしい?
『1袋あたり150mlの熱湯を注ぎ、すぐに良くかきまぜてください。』 了解です。 仕上げに少量の牛乳や黒コショウを加えるのもおいしいそうですが、今回はノーマルのお湯のみで作ってみましょう。 こんもり。 袋から出すと、野菜の青臭さがある青汁らしい香りがしますね。 お湯を注いだらクルトンが出てきました♪ 入ってたの気付かなかったです。 クルトンはサクサクッとした食感を残したい派なので、ここは急いで溶かしたいところ。 あれっ?なかなか溶けない。ダマになっちゃいます。 クルトンがふやけちゃう! 3分経過 器が小さかったこともあり、溶かすのに時間がかかりました。 スプーンについた粉は溶かし切れませんでしたが、器の中の粉は溶けたようです。 クルトンの食感は諦めました。 さて、飲んでみましょう! 袋から出した時に気になっていた青汁独特の青臭さがしないですね。 実際に飲んでみても青汁の味を感じません。じゃがいもや玉ねぎをすりおろしたようなつぶつぶとした口あたりです。 あれ…おいしい! すごい。ケールがじゃがいもの次に多く入ってるはずなのに青汁っぽさがありません!! コショウがちょっと強いかな。少しピリッとした辛みを感じます。 でも青汁入りでこの味の仕上がりっていいですね。 しかも、お湯を入れてから既に5分は経ってるはずなのに、諦めていたクルトンがサクサクしてました!嬉しい!! これ1杯で1食分の緑黄色野菜量が摂れちゃうのがまた驚きです。 ファンケルすごい! せっかくなので、味覚の鋭い友人にも飲んでみてもらいました。 友人の感想は ・微かに薄いほうれん草のような味を感じる気がする ・まずくない、おいしい ・コショウがちょっと強いな ・青汁がダメな人でもこれなら飲めそうだね ・青汁ポタージュじゃなくて『青汁入りポタージュ』だね ということでした。的確!飲んでみてもらってよかった。 そんな友人から「冷めた状態で飲んでみよう」と提案が出たので冷まして飲んでみたところ、こちらも青汁が変に出てくることもなく美味しかったです。 どちらかというと玉ねぎの味が分かりやすくなりました。
ファンケルの「本搾り青汁 こだわりポタージュ」はおいしいです! コショウや玉ねぎが苦手な人は飲めないかもしれませんが、青汁の青臭さは感じません。ちゃんとケールが入っているのに、臭みがほとんどないので青汁が苦手な人でも飲めると思います。
普段ポタージュを飲んでる方も、飲んでいない方も、スープのレパートリーの1つとして取り入れてみても良さそうです♪ ただし、数量限定なので飲んでみたい方はお早めに。
市販のポタージュに青汁を入れてみたらどうなる?
ファンケルの本搾り青汁こだわりポタージュを一緒に飲んでもらった友人からもう1つ提案がありました。 「市販のポタージュに青汁入れたらどうなるんだろうね」 さっそく作ってみました。 材料はこちら ・市販のポタージュ(150mlのお湯で溶かすもの) ・ケールの青汁(150mlの水で溶かすもの) ・お湯150ml
コレに 青汁。まるで島ですね。 ケールの青臭いにおいがしっかりしてます。では混ぜていきましょう。 えらいこっちゃ! 私どうしてポタージュ作ってから青汁入れちゃったんだろう。 ポタージュといっしょに青汁の粉も器に出してからお湯を入れるべきでしたね。 こちらもダマができやすかったものの何とか混ざりましたが、やはりスプーンにはダマが残ってます。 仕上がりは片栗粉を混ぜたようにとろみが強いです。 そりゃぁそうです。どちらの粉も150mlの水分で溶かすものなのに、150mlの熱湯しか入れていないのですから。
市販のポタージュ+ケール青汁の味は?
飲む寸前まで青汁のにおいがして青臭いです。でも、不思議と口の中に入ってしまえば青臭さがしなくなり、味もケールの味がしないです。 私は、このクリーミーさと少しの苦みがカニミソっぽく感じました。 友人の感想は ・(テーブルにあっても)青臭い ・(飲む瞬間も)やっぱり臭い ・飲めなくはない ・においがまさに『青汁のポタージュ』だね ・普通の青汁より飲みやすい ・ほうれん草のグラタンを食べてる時の感じ ・冷めると『ほうれん草のヴィシソワーズ(冷製スープ)』っぽい ・冷めたほうがおいしい でした。 確かに冷めたほうが飲みやすいかも。 あと、今回は150mlのお湯だけだったので結構濃厚な仕上がりだったのですが、さっぱり目が好きな方はもう少しお湯の量を増やしてもいいかもしれません。
今回作った青汁ポタージュとファンケルの「本搾り青汁こだわりポタージュ」を比べたら、ファンケルの方が断然臭くないし飲みやすくておいしいです! 作った青汁ポタージュも飲めなくはないですし、青汁のまま飲むよりは飲みやすいと思いますが、ケールの青臭さが口に入れる瞬間まで付きまといます。
青汁のにおいがダメな人、おいしく青汁を飲みたい人、ポタージュが好きな人はファンケルの本搾り青汁こだわりポタージュをおすすめします。 ケール独特の臭いが好きな人、チャレンジしたくなっちゃった人は青汁入りポタージュ作ってみてください。 「ただ、自作の青汁ポタージュって青汁とポタージュ両方買うから高くつくね」 そんな話をして友人との青汁ポタージュ試飲会は終了しました。