青汁は長く続けることで効果が得られることから、コスト面を重視する人も多いようですね。安い青汁の多くに含まれているものに「難消化性デキストリン」という食物繊維が含まれているのはご存知でしょうか?
ここではそんな難消化性デキストリンについてご紹介いたします。
人工的食物繊維、難消化性デキストリンとは?
低コストにするため、安い青汁に使われている食物繊維である「難消化性デキストリン」は、トウモロコシやジャガイモといった野菜類のデンプンから作られた合成の水溶性食物繊維。
添加物なので危険というイメージを持つ方も多いですが、
・整腸作用
・食後血糖値の上昇予防
・脂肪の吸収を抑え、食後中性脂肪の上昇予防
・内臓脂肪をつきにくくする
・ミネラルの吸収をサポート
などに役立ち、FAO/WHO合同食品添加物専門委員会において1日摂取許容量を設定する必要がないとされ極めて安全な食品添加物とされています。
100%天然原料から採れる食物繊維を使う場合、どうしてもコストが高くなるため、安い難消化性デキストリンを使って、コストを抑える場合などに使われます。
難消化性デキストリンの副作用
難消化性デキストリンは添加物の中で安全とはいえ、水溶性食物繊維の一種であるため多く含んだ青汁を飲んだ人に、下痢を訴える人もいます。名前からもわかるようにこの成分は「難消化性」、つまり腸で消化、吸収されにくい性質があることから、下痢を引き起こしやすいというわけです。また、過剰に摂取すると体に負担がかかり、胃腸を悪くすることもあります。
そのため他の食品に含まれた難消化性デキストリンと合わせて摂取するようにすることで摂り過ぎ予防になります。
難消化性デキストリンの含まれた商品の使用方法
通常、成分表は、多く含まれている成分から順番に記載されているので、もし難消化性デキストリンが最初の方に書いてある場合は、多く含まれていることがわかります。もちろん、安い青汁がすべてというわけではないので、しっかりと成分表をチェックしましょう。
また難消化性デキストリンに限らず、商品パッケージに成分、目安量、摂取方法、注意事項などをきちんと確認すると良いでしょう。
自身の体に取り入れるものなので、しっかり使用方法を守って口にいれていきたいものですね。