マグネシウムが身体に与える効果と働き
マグネシウムは筋肉、骨、脳、神経などに存在する必須ミネラルのひとつです。 主な働きは体内の300以上もの酵素の働きをサポートしており、血圧や体温を正常に保ったり、骨の健康を維持したり、精神を安定させるなどに関わっています。近年では体内時計の調節にも関与 しているとされ現在も研究が進んでいます。 マグネシウムが不足すると、食欲不振や吐き気、イライラや不安感などの症状が現れ、慢性的に不足すると、筋肉の痙攣や血管障害、動脈硬化、狭心症や不整脈、抑うつ症を引き起こす原因になると言われています。 では、マグネシウムの働きと不足した場合の症状がわかったところで、「マグネシウム」を多く含んでいる青汁はどれなのか見ていきましょう。 手軽に食べられるマグネシウムを多く含む食材の１つ「アーモンド」は1個で4mgのマグネシウムが摂取できますので、それを基準に青汁を比較していきます。
アーモンド１個マグネシウム含有量…4mg
マグネシウムが多い青汁ランキングTOP5
サンスター 健康道場粉末青汁
アーモンド 約4と1/3個分マグネシウム含有量 17.5mg
アーモンド約4と1/3個分
マグネシウム含有量
17.5mg
マグネシウムを最も多く含んでいる青汁は「サンスター粉末青汁」です。 ケール、明日葉、大麦若葉、ブロッコリー、モロヘイヤの厳選された5種類の国産野菜をバランスよく配合しているだけではなく、着色料や保存料などの食品添加物を一切加えていない安心、安全な青汁です。また、一般的な青汁は1袋4gほどですが、サンスターの粉末青汁は1袋10gですから、マグネシウムはもちろん、食物繊維やビタミンなど、その他の栄養素についても他の青汁と比べて豊富に含まれているのです。ぱっと見の値段は高いですが、栄養の面からみるとコスパでも優秀な青汁です。
キューサイ はちみつ青汁
アーモンド 約3個分マグネシウム含有量 12.5mg
アーモンド 約3個分マグネシウム含有量
12.5mg
青汁の元祖ともいうべきキューサイの青汁が2位にランクインです。「まずい～もう一杯」のCMでも有名でしたが、このはちみつ青汁は山田養蜂場のはちみつがブレンドされているのでだいぶ飲みやすくなっています。無農薬・化学肥料不使用で育てられた国産ケールが主原料なので無農薬にこだわる方でも安心して飲める青汁といえます。
ファンケル 本搾りベーシック
アーモンド 約1と2/3個分マグネシウム含有量 6.5mg
アーモンド約1と2/3個分
マグネシウム含有量
6.5mg
青汁1包4.5gに、約40gのケール葉を使用しているので、1杯で約40g分の緑黄色野菜を補うことができるファンケルの青汁。土壌のミネラルバランスを徹底的に管理して育てられたケールは苦みが少なく、栄養価を高めながら、おいしさが最大限に引き出されています。また、着色料や保存料、香料など一切無添加なので安心です。
新日本製薬 青汁サラダプラス
アーモンド 約1と1/2個分マグネシウム含有量 5.94mg
アーモンド約1と1/2個分
マグネシウム含有量
5.94mg
青汁の原料としておなじみのケールや大麦若葉に加えて、藍や金時草、こんにゃく芋や紫芋などの厳選された国産素材を20種類も使っている、もはや青汁ではなく野菜汁とも言えそうな変わり種の青汁。多少の臭みと少しとろみのあるテイストは好き嫌いが別れるかもしれません。
えがおの青汁満菜
アーモンド 約1個分マグネシウム含有量 4.4mg
アーモンド約1個分
マグネシウム含有量
4.4mg
九州産の大麦若葉を主成分として、沖縄産の長命草などの有機栽培で育てられた10種類の野菜を贅沢に使用しています。また、“健康食品GMP”の厳しい品質管理基準の工場で徹底した衛生管理の元、製造されています。
青汁に含まれているマグネシウムの量を徹底比較！
ランキングではマグネシウムの含有量が多い上位5社の青汁のみ掲載しましたが、それ以外の青汁にはどのくらい含まれているのか気になりますよね？ということで続いては15社の青汁1杯に含まれているマグネシウムの量を調べて多い順に並べてみました。
サンスター 健康道場 粉末青汁・・・17.5mg
キューサイ はちみつ青汁・・・12.5mg
ファンケル 本搾り青汁ベーシック・・・6.5mg
新日本製薬 青汁サラダプラス・・・5.94mg
えがおの青汁満菜・・・4.4mg
アサヒ緑健 緑効青汁・・・4.34mg
やわた おいしい青汁・・・3.4mg
マイケア ふるさと青汁・・・3.3mg
やずや 養生青汁・・・3.0mg
世田谷自然食品 乳酸菌が入った青汁・・・1.88mg
ダイレクトテレショップ・・・1.85mg
ヤクルト 青汁のめぐり・・・1.5mg
以下は、マグネシウムが含まれていない青汁
サントリー 極みの青汁・・・0mg
以下は、中国産原料を使っている青汁なので、気になる人は他の青汁を選ぶのが賢明です。
お茶村 神仙桑抹茶ゴールド・・・11.68mg
山本漢方 大麦若葉粉末100%・・・4.8mg
このように青汁と一口にいっても、マグネシウムの含有量には大きな差があります。 比較してみると最も多い「サンスター粉末青汁」では17.5mgも入っていますが、中には少ない青汁もありますね。青汁は栄養素が豊富に含まれていて健康に良いというイメージがあるので、ただ単に取り入れがちですが栄養素の量は違ったりします。ご自身に合わせ必要な栄養素に着目して選ぶのもおススメです。
マグネシウムは食品にどれくらい含まれているの？
青汁に含まれているマグネシウムの量がわかったところで、次にマグネシウムは食品にどれくらい含まれているのも見ていきましょう。
各100gあたりのマグネシウム量mg
あおさ・・・3200mg
青のり・・・1400mg
わかめ・・・1100mg
ひじき・・・640mg
ひまわりの種・・・390mg
アーモンド煎り・・・310mg
納豆・・・100mg
手軽に手に入る食材の中で、マグネシウムが最も多い食品は「あおさ」です。あおさ100gに3,200mgのマグネシウムが含まれているというのですから、驚きです！ これは他の食品と比較しても群を抜いている含有量です。お味噌汁に入れればだいたい2～3gのあおさが摂れるのでマグネシウムの量としては60～90mg摂取できることになります。 わかめもお味噌汁やサラダ、酢の物に使いやすいですよね。海藻類は毎日の料理にも追加しやすく日本人にはなじみの深い食材ですので意識的に食べるようにするといいですね。
また、ナッツ・豆類にもマグネシウムは含まれていて、たとえば大豆大さじ1杯では約11mg摂取できますし、きなこにすると大さじ1杯で約17mgと少しアップします。 ひまわりの種では10gで約39mg、アーモンド10粒（1粒1g）食べれば31mgのマグネシウムが摂取できます。 毎日の食事に追加しやすい豆類の代表でもある、納豆は1パック約50gに50mgのマグネシウムが含まれています。
うつの原因にも！？マグネシウムが不足するとどうなるの？
マグネシウムは食物繊維やビタミンなどに比べると印象が薄い成分かもしれません。けれども、生命を維持していくためには必要不可欠な栄養素で、その重要性は高いといえます。 マグネシウムはもともと骨や筋肉など体内に存在しているのですが、カルシウムと比べるとその量はかなり少なくて、貯蔵がしにくいという特徴があります。さらにアルコールを摂取することで大切なマグネシウムが体外に排出してしまうので、とくにお酒を多く飲む人にはマグネシウムは不足しやすい栄養素といえるのです。 このページの始めにも書きましたが、マグネシウムが足りなくなると現れる症状をもう少し詳しく見ていきますと、足がつる、慢性的な疲労感、食欲不振のほか、うつなどの精神的な面にも影響を及ぼします。また、同じミネラルであるカルシウムとのバランスも非常に重要で、このバランスが崩れてしまうと、特にイライラや妄想など精神的に不安定な状態に陥りやすくなってしまいます。 かといって摂りすぎは、下痢や、吐き気の原因になるのでくれぐれもサプリメントや製剤を使用している場合は特に気をつけましょう。マグネシウムはさまざまな食品に含まれているので毎日の食事でも摂取できますが、青汁の中でもマグネシウム含有量1位の「サンスター健康道場 粉末青汁」は、マグネシウムが摂取できるのはもちろん、バランスよく食物繊維やビタミンについても豊富に含まれているところが他の食材と違うポイントです。
各青汁1杯に含まれているマグネシウムの含有量をメーカーに問い合わせ、確認のうえ掲載しております。
