青汁というと飲み物のイメージが強いのですが、ナント、青汁を麺に練り込んだ青汁ラーメンなるものがあるというのですから驚きです。緑色の麺は想像しただけで微妙な感じがしますが、いったいどんなものなのか調べてみました。
即席麺のイメージを一変!健康志向の即席ラーメン「麺許皆伝」
青汁入りラーメンを開発したのは、あの乳酸菌飲料でおなじみの「ヤクルト」です。
もともとあった袋入りの即席麺「麺許皆伝」の麺を、青汁を練りこんだ麺にリニューアルしたものだということで平成24年10月から発売されています。知る人ぞ知るそのラーメンは通称「ヤクルトラーメン」とも呼ばれています。
リニューアル前の「麺許皆伝」自体、人気商品だったのですが、ヤクルトらしい健康的なイメージをプラスした商品開発に取り組み、健康志向の人から注目を集めている青汁に白羽の矢が刺さったようです。しょうゆ、しお、みそ、カレーラーメンのほか、焼きそばも販売しており、1袋79円(税別)はなかなか良心的な価格設定だといえますね。
(参照:ヤクルト)
若葉色の麺に練りこまれている大麦若葉青汁
「麺許皆伝」に練りこまれている青汁は、ヤクルトの子会社である「ヤクルトヘルスフーズ」が作っている粉末青汁です。
主原料の大麦若葉にビタミンやカルシウムがプラスされています。麺に練り込む時にはガラクトオリゴ糖を加え、青汁特有の苦みを和らげることで、特に違和感なく食べられるように工夫されています。
実際に食べた人の感想では、特に青汁の苦みや青臭さは感じられないという声が多く、むしろ、「喉ごしがよく、おいしい」と感じている人が多いようです。
ヤクルトの青汁入り即席麺のカロリーは?
味もさることながらカロリーも気になるところ。公式サイトには掲載されてなかったので電話で問い合わせてみたところ
●しょうゆ味・・・436kcal
●みそ味・・・439kcal
●しお味・・・447kcal
●カレーラーメン・・・449kcal
●ソース焼きそば・・・476kcal
とのことでした。
ラーメンは平均的なカロリーですね。
ソース焼きそばは一般的なものだと500kcalを越えるものが多いのでヤクルトの方が少しカロリーが抑えられています。
青汁を飲むのと何が違う?青汁ラーメンのメリット
青汁ラーメンにしなくても、ラーメンを食べて青汁を飲めばよいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、たとえば、ご飯を作るのが面倒な時でも、食事と青汁の高い栄養素が一緒に摂れる青汁ラーメンは大変便利なのです。
即席ラーメンだけでは、どうしても野菜不足などの偏食が気になりますが、普通にラーメンを食べるだけで野菜不足が補えるのなら一石二鳥かもしれません。ただし、見た目はほんのりとし薄緑色なので、食欲をそそるかどうかは個人の感覚によります。
青汁ラーメンは最初は少し勇気がいるかもしれませんが、栄養価の高さを考えると普通の即席麺よりはるかに体によさそうですね。
特に栄養が偏りがちな一人暮らしの人におすすめです。
「麺許皆伝」は宅配専用商品となっているのでヤクルトに注文するか、ヤクルトセンターで購入することもできます。
(販売元:ヤクルト)