飲み過ぎはよくないの?青汁過剰摂取と添加物の弊害とは!

コラム
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

青汁は体によいことから過剰に摂取してしまう人もいるようですが、これNGです。青汁には豊富な栄養素が含まれていますが、必要以上に摂取することで弊害が出ることもあるのです。栄養素によって弊害は異なります。

栄養素別、過剰摂取の弊害

・ビタミンE

ビタミンEは高い抗酸化作用があり、美容効果や老化を防いでくれますが、過剰に摂りすぎると血液の凝固機能が低下し、ケガをしても血が止まりにくくなります。

・ビタミンC

お肌にハリを与えたり、美白効果のあるビタミンCは、免疫力を高める効果があります。ただし、過剰に摂取してしまうと尿路結石を起こすこともあるので注意が必要です。

・カルシウム

骨の生成や成長を助けるカルシウムは、摂りすぎると尿路結石や腎不全、心臓障害を招きます。また、ミネラルの吸収を阻害する作用もあります。

・カリウム

通常は過剰に摂取しても尿と一緒に体外に排出されますが、腎機能が低下している場合は、排出がうまくできず、高カリウム血症を招くこともあります。嘔吐や低血圧などの症状が見られます。

・マグネシウム

カリウム同様、摂りすぎた分は尿と一緒に排出されますが、もともと腎機能に障害がある人は高マグネシウム血症を引き起こす危険があります。

・食物繊維

胃腸の働きを活発にして、便秘を解消してくれる食物繊維は、デトックス効果がありますね。けれども、過剰摂取すると胃腸に負担をかけ、逆に腸内環境を悪くして、胃痛や下痢を招きます。栄養吸収を妨げるだけではなく、便秘を悪化させるというリスクを伴います。

また、患っている病気によっては青汁を控えたほうがよいという場合もあります。たとえば、心臓や血管に疾患がある人で、ワーファリンなどの抗血栓薬を服用している場合には、青汁が薬の効果を阻害することもあるので注意しましょう。青汁を飲む時には、医師に確認するとよいでしょう。

青汁の1日の摂取目安

青汁の1日の摂取目安は1杯ですが、2杯飲んだからと言ってすぐに弊害が出るわけではありません。これらは、1日に5杯、10杯と飲みづつけた場合に起こりうる弊害なので、それほど慎重にならなくてもよいでしょう。身体の調子が悪い時に少し多めに飲むのは、とてもよいことです。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」の精神で決められた用量を守って毎日規則正しく続けることが大切です。

青汁の代表的な添加物

100%天然成分の青汁は問題ありませんが、やはり、中には添加物が多く含まれているものも少なくありません。添加物は毎日摂取するとがんやアレルギーなどを引き起こす場合もあるので、できるだけ避けたい成分だといえます。これらの添加物を避けるためには、原材料をチェックすることが大切です。そこで青汁によく配合されている添加物をご紹介します。購入の際には必ず成分表の記載を確認しましょう。最初のほうに書いてある場合は特に多く含まれているので避けたほうがいいですね。

・アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物

低カロリーなのにしっかりと甘味をつけることができる添加物。腎臓機能の低下、流産の誘発、がん、頭痛、不眠などの副作用があります。

・アセスルファムカリウム

砂糖の200倍の甘みがある甘味料で、清涼飲料水などによく使用されています。摂取してもすぐに尿にまざって排出されるので発がん性などは認められていませんが、過剰摂取は虫歯予防のためにも避けたほうが安心です。

・還元麦芽糖(マルチトール)

甘味料の1つで青汁に使用すると特有のクセが薄まり、さらに甘味も加わるので飲みやすくなります。毒性は低いのですが、体質に合わない場合は下痢を招きます。

・ステアリン酸カルシウム

粉末よりもタブレットタイプの青汁に使われることが多く、滑剤、離型剤、増粘安定剤、固結防止の作用があり、毒性は低いのですが、稀に興奮などの副作用があります。

・クチナシ色素

着色料の一種で下痢や肝機能の低下などが見られます。

・カラギーナン

とろみをつけるために配合される増粘剤。動物実験では消化管に潰瘍やがんを引き起こすことが認められています。

これらのことから、青汁の添加物は甘味料として配合されていることが多いことがわかります。100%天然の青汁は、独特苦みや青臭さがあることから、飲みやすくするために加えられているようですが、やはり添加物は体への害がゼロではないので避けるのが無難です。ただ、現在出回っている青汁で無添加のものは数少ないのが現状です。長く続けるなら、もちろん、無添加がおすすめですが、難しい場合は、できるだけ添加物が上位に記載されていないものを選ぶようにすることをおすすめです。本物の無添加青汁を知りたい場合はこちらのページもご覧ください。

[st-card id=1120]

せっかく健康のために青汁を飲んでいるのに、副作用で体を壊すのはとても残念なことです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
タイトルとURLをコピーしました