ダイエットに挑戦中の人の中にはファスティングに取り組んでいる人も多いですね。
ファスティングとは「プチ断食」のことで食事を一切摂らない絶食とは違います。
固形物は食べられませんが、決まったものだけを飲むことは許されるので、空腹に耐えられない人でも少しのガマンで実践できるのです。
また、ファスティングは長期間続けるものではなく1日から数日間だけのガマンなので負担が少なく、若い女性から年配の女性まで幅広く取り組んでいるダイエット方法だといえます。
そんなファスティングに最もおすすめなのが「青汁」。
『何で青汁なの?』『そもそもフェスティングってどうやるの?』と思う方も多いはず。
そこで、ファスティングについて、また青汁がおすすめの理由など、詳しくご紹介していきましょう。
ファスティング(プチ断食)の基礎知識
ファスティングと断食の違いは?
断食とファスティングを同じだと思っている人もいるようですが、両者は明らかに異なります。
「断食」
● 数日間、食事を一切摂らない
● 修行の一環
● 専門家の指導の元行う必要あり
● 自己流は危険
「ファスティング」
● 固形物は禁止だが決められたドリンクはOK
● 期間が短く身体への負担が少ない
● 普段の生活に取り入れられる
ファスティングの効果
ファスティングは普段の生活を送りながら、偏った食生活によって疲れた内臓を休めることを目的に行います。効果は次の通り。
● 胃腸を休めてリセット
● 肝臓の解毒作用を活性化
● お肌がイキイキ
● 宿便の排出
ファスティングの方法
方法はいたってシンプル。食事の代わりにドリンクを飲んで栄養を補給するだけ。
1)前日・・・普段より軽い食事
2)断食期・・・通常1日から3日。固形物を摂らず食事の代わりにドリンクを飲む。
3)回復期・・・胃腸の負担を考慮しておかゆなどの軽い食事
月に1回、週に1回など定期的に取り組むことで高い効果が得られます。
ファスティングには青汁!その理由とは?
よく飲まれているのは市販のジュース、自家製のドリンク、酵素ドリンク、青汁。そして、その中で最もおすすめしたいのが青汁です。なぜ青汁がファスティングに向いているのかその理由について見ていきましょう。
「栄養価」
緑黄色野菜は1日に120g以上摂取することが推奨されていますが、毎日食事から摂取することは難しいので青汁を飲むことで手軽に摂ることができます。
また、食物繊維が腸内環境を整えてくれる働きもあります。
そのためファスティング中でもしっかりと栄養を補うことができるので安心です。
「コスパ」
確かに酵素ドリンクは栄養価が高いのですがどうしても費用が高くついてしまいます。
1日あたりの相場は、酵素ドリンクの場合、安くても600円前後、高いものでは1800円ほどかかります。
それに比べて青汁の場合、1日あたり100円~200円ほどで取り組めるのです。
いくら体によくても長く続けることを考えるとコスパは重要なポイントだといえるでしょう。
青汁ファスティングの注意点
ファスティング後の回復食に肉や魚のたんぱく質類を食べてしまうと胃に負担がかかるので急激な栄養補給は注意が必要です。薄味で消化のいいものから少しずつ慣れていける量で調整していきましょう。
また、ワーファリン(血液サラサラの薬)を内服している方は注意が必要。青汁に含まれるビタミンKは血液凝固を促進する作用があるため、ワーファリンの作用を阻害する恐れがあります。
いろいろな青汁があり、もちろんその種類によって栄養成分も異なりますが、ほとんどのものが10kcal~20kcal弱と低カロリ―な飲み物です。そのため、低血糖によるふらつきや動悸などの症状がみられる場合は、すぐファスティングを中止し、医療機関を受診して、医師の指示を仰いで下さい。
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