青汁と相性の悪い食べ物・良い食べ物【レシピ付き】

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青汁はどうしても独特の臭いや味があるので、そのままでは飲みにくいという人も多いですよね。
そこで、いろいろなものを混ぜて飲んだり食べたりすると、臭いや味が気にならなくなり、青汁嫌いの方やお子さんも摂取しやすくなります。
ただし、青汁にも相性の悪い食品、いい食品があるのでよくチェックしてから青汁のアレンジを楽しんでくださいね♪

これは避けて!青汁と相性の悪い食品


青汁と一緒に摂取すると相乗効果でより高い効果が得られるものとして、ヨーグルトや納豆などがよく知られていますが、実は青汁と相性がNGな食べ物があるのをご存知でしょうか。青汁に豊富に含まれるせっかくのよい栄養素を台無しにしないためにもぜひ知っておきましょう。
 
●にんじん
にんじんには、ビタミンAやカリウム、カロテンなど豊富な栄養素が含まれているので、驚く人も多いと思いますが、NGなのは「生のにんじん」です。生のにんじんには「アスコルビナーゼ」という酵素が含まれているのですが、これにはビタミンCを破壊する作用があるといわれているのです。つまり、せっかくビタミンCたっぷりの青汁を飲んでも、生のにんじんを食べてしまうと壊されてしまうというわけです。特に最近は、バーニャカウダが人気となっているため、生のにんじんを口にする機会も多く、知らず知らずの間に摂取したビタミンCを破壊しているかもしれません。青汁を飲む際はできるだけ生のにんじんを混ぜることや食べることは避け、取り入れるなら加熱したものにすることをおすすめします。
 
●粉寒天
青汁にはもともと食物繊維が豊富に含まれているため、粉寒天を摂取することで食物繊維を過剰摂取してしまうかもしれません。食物繊維は便通をよくして、老廃物を体外に排出してくれるという素晴らしい働きがありますが、だからといって摂りすぎはNGです。食物繊維は摂りすぎると下痢を起こし、そのせいで体に必要な水分やミネラルなども排出されることになるのです。青汁はコップ1杯で3gほどの食物繊維が摂れるので、1日2杯飲み、さらに粉寒天、ゴボウや野菜などを食べるとあっという間に1日に必要な量を越えてしまい、過剰摂取になってしまうかもしれません。とは言っても、日本人は比較的、食物繊維が足りないと言われているので、過剰摂取になるのは、かなり多くの粉寒天を摂取した場合だといえます。

※日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18歳以上では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。なお、食物繊維の上限はありませんが健健康を維持するためには20g~25gが目安と言われています。

(参照:「日本人の食事摂取基準」(2015年版)
 

一緒に摂りたい♪青汁と相性抜群の食品


多くの青汁はケールを絞ったエキスを濃縮させて作られています。野菜の栄養素がたっぷり含まれた青汁の代表的な栄養素はビタミンと食物繊維です。けれども、青汁は体によい成分が入っているとわかっていても、やはり青臭さや苦みが強いことからどうしても敬遠されがちです。健康のために青汁を飲みたい反面、どうしても飲みにくいというジレンマを抱えている人は多いのが現状。そこで、青汁が飲みやすくなるのはもちろん、青汁の栄養素との相性がバッチリの食品をご紹介しましょう。
 
●ヨーグルト
ヨーグルトの程よい酸味が青汁の苦みをコーティングしてマイルドにしてくれます。これは青汁の苦みに対しては牛乳よりも効果が高いかもしれません。また、青汁のビタミンと食物繊維にヨーグルトに含まれるたんぱく質と乳酸菌が加わることで栄養価が高まるだけでなく、乳酸菌が腸を整えるサポートをし、便秘の解消効果が期待できるのです。腸内環境が整うと、摂取した栄養素をしっかりと体に取り込むことができます。ですから、免疫機能を強化できるだけではなく、血液循環をスムーズにしてくれるというわけです。
 
●納豆
納豆は青汁に混ぜることはできませんが、相性はバツグンです。青汁には栄養素が豊富に含まれてはいますが、野菜から作られた青汁にはたんぱく質が少ないからです。ですから、良質なたんぱく質が豊富な納豆を一緒に摂取することで、お互いの足りない栄養素を補い合って、最強になるというわけです。また、納豆の期待できる効果として、アンチエイジング効果やデトックス効果、血液サラサラ効果などがあります。まず、アンチエイジング効果に有効な成分は「ポリグルタミン酸」。これはヒアルロン酸の10倍もの保水力があるといわれているので、お肌をしっかりと保湿してしわやたるみ予防が期待できます。デトックス効果があるのは「レシチン」。体内の毒素や老廃物を排出する働きでシミやニキビの予防に役立ちます。そして、血液のサラサラをサポートしてくれるのは「ナットウキナーゼ」。血流をよくして血栓ができないようにして、脳梗塞や心筋梗塞を予防に役立ちます。
 
●フルーツ
青汁にはビタミンCが豊富に含まれていますが、水溶性であることから取り込んでもすぐに消費されてしまうという性質があります。そこで、十分なビタミンCを摂取するために一度に量をとるよりもこまめに摂取することが大切です。一例としては、食事にブロッコリーなどのビタミンCを多く含む食材をプラスしながら、間食などに青汁を利用するのも良いでしょう。
また、1日のビタミンCの推奨量は成人で100mgです。
青汁に含まれたビタミンC量は商品によって様々なので食事からも含めて考え、足りない場合は、青汁と一緒にフルーツを摂ることや、レモンのしぼり汁を加えてみるのがおすすめです。レモンの爽やかな酸味が青汁の青臭さを消して飲みやすくしてくれます。

(参照:日本人の食事摂取基準(2015年版))
 
●牛乳
牛乳は青汁との相性がよいと評判です。牛乳には何といってもカルシウムが豊富に含まれ、さらに炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンなど、栄養の宝庫と言われています。そこに栄養価が高い青汁が加わるのですから、相性が悪いわけがありません。よく、青汁に牛乳を混ぜると抹茶ミルクみたいになるし表現され、とても爽やかで上品な口当たりになります。牛乳のミルク感が青汁の苦みや青臭さを緩和してくれるので子供でも飲みやすくなるのです。

メーカーも推奨!青汁と牛乳の相性をさらに詳しく

【カルシウム吸収率アップ】

実は青汁は、食材や加工方法、収穫時期にもよりますが牛乳より多くのカルシウムを含有しています。100g中の数値で見ると以下の通りです。

・牛乳・・・110mg

・ケール(粉末)・・・2397㎎

・大麦若葉(粉末)・・・300㎎

(参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂)山本漢方製薬 大麦若葉)

また骨を強くするビタミンKやC、マグネシウムが含まれている青汁+牛乳は、カルシウムの吸収をアップしてくれる効果が期待できます。もともと、牛乳は他の乳製品に比べてカルシウムが豊富だと言われていますが、「豊富」だからと言って「吸収が良い」わけではありません。牛乳そのものにカルシウムの吸収をサポートする乳糖や、たんぱく質を消化する過程で生じるカゼインホスホペプチドによるものと考えられています。

ですから、カルシウムが豊富であり、吸収をサポートする成分が含まれた青汁と牛乳の組み合わせはカルシウムをしっかりと体内に取り込むことが期待できるというわけです。
(参照:一般社団法人Jミルク)
 

【食物繊維とカルシウム】
実は食物繊維はカルシウムの吸収を阻害すると言われていることから、牛乳をプラスしても青汁の食物繊維がその吸収を阻害するのではないかと心配する人もいるかもしれません。けれども、それは、あくまでも食物繊維を過剰に摂取した場合です。そもそも日本人の食生活では食物繊維は不足しているので、極端にサプリメントなどで摂取しない限り、普段の食事で過剰摂取になることはほとんど考えられないでしょう。むしろ、不足がちなカルシウムと食物繊維をしっかり摂れるこの組み合わせは、私たちの健康をサポートする心強い味方になってくれます。
 

【便秘解消にはホットミルク】
便秘の解消を目的としているのなら、青汁にホットミルクを混ぜるのもおすすめです。そして、飲むタイミングは朝がおススメですが、就寝1時間ほど前くらいに飲むのも良いでしょう。もともとホットミルクは寝付きをよくしてくれる効果があることから、不眠症に悩んでいる人の中には寝る前に飲んでいる人もいるようですが、さらに青汁の食物繊維も一緒に摂れるので、寝起きにスムーズな排便が期待できるのです。リラックス効果でよく眠れて、しかも便秘まで改善できるのですから、一石二鳥ですね。

 
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青汁嫌いにも試して欲しい!青汁アレンジレシピ

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青汁のおすすめレシピ -飲み方編-


青汁は「苦い」「まずい」というイメージから何となく敬遠している人も多いと思います。確かに一昔前までは、苦いのを我慢して健康のためだからと、顔をしかめながらも必死で飲んでいましたが、今は、味が改善され、飲みやすく工夫された青汁もたくさん出回っています。けれども、青汁独特の苦みや青臭さがあるのは事実です。そこで、飲みにくい青汁を少しでもおいしく飲みやすくするレシピをご紹介しましょう。
 

+ミルク
牛乳が青汁の苦みや青臭さを和らげ、抹茶ミルクのような味わいにしてくれます。牛乳には、たんぱく質やカルシウムが含まれているので、栄養価が高まり、子どもの成長期にもピッタリの飲み物になります。
 
+豆乳
豆乳もミルク同様、味をマイルドにしてくれます。豆乳には、植物性たんぱく質の他、ビタミンB群、葉酸、そしてミネラルであるマグネシウムやカリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、美容効果が期待できます。
 
+フルーツジュース
フルーツの甘みが加わるため、子どもでもかなり飲みやすくなります。フルーツの種類に関係なく口当たりがよくなるので朝食のお供に最適です。
 
+野菜ジュース
すでに野菜が入っている青汁ですが、野菜ジュースと合わせることで口当たりがよく、独特の苦みも軽減されます。野菜ジュースの栄養素も一緒に摂取できるのでおすすめです。
 
+ヨーグルトドリンク
ヨーグルトの酸味が青汁の苦みや青臭さを消してくれます。
 
+甘味料
甘みを少し加えるだけでもかなり飲みやすくなります。砂糖よりもメープルシロップやハチミツ、黒蜜などのほうが栄養価も高く、味がまろやかになります。特にオリゴ糖はカロリーが低く、腸内環境を整えてくれることから注目されている甘味料です。
 
+搾り汁
ジュースを加えなくても、レモンやオレンジ、グレープフルーツなどかんきつ系の果物の搾り汁を加えるのも良い方法です。苦みというより青臭さの軽減が期待できます。
 

青汁をそのまま飲むのに抵抗がある人は、これらの飲み方を試してみるとよいですね。ただし、青汁は毎日続けることが何よりも大切です。「ジュースがないから今日は飲まない」「豆乳を買い忘れたからお休み」とならないようにしましょう。
 

青汁おすすめレシピ -食べ方編-


青汁は飲むだけでなく食べ物にもアレンジ可能!次は、意外と合う青汁の食べ方レシピをご紹介します。
 
青汁入りバナナヨーグルト

<材料>

・青汁 1包

・ヨーグルト(無糖) 100g

・バナナ 1本

・はちみつ 少々
 
<作り方>

1.バナナを小口切りにして深めの器に入れる

2.ヨーグルトと青汁をかけて混ぜる

3.食べる時に好みではちみつをかける
 
これらの材料をすべてミキサーに入れ、氷20gと水50ccを合わせて混ぜることでフローズンスムージーにアレンジできます。この場合は、バナナも冷凍のものを使うとよりおいしく出来上がります。また、水を牛乳にしたり、はちみつの代わりにメープルシロップ、きなこ、黒蜜などを使ってもOKです。バナナにはカリウムやマグネシウム、食物繊維、ビタミンB群が含まれているので、整腸作用や美肌効果が期待できます。
 

青汁入りパンケーキ

<材料>

・青汁 1包

・ホットケーキミックス 150g

・卵 1個

・牛乳または水 100ml

・砂糖 少々

・ホイップ 適量

・ゆであずき 適量
 
<作り方>

1.卵と牛乳をボールに入れてよく混ぜる

2.1にホットケーキミックスと青汁を混ぜる

3.フライパンに生地を入れて弱火で焼く

4.小さな気泡がたくさんできたらひっくり返し、中まで焼けたらOK

5.好みでホイップとあんこを添える
 
ホットケーキミックスと青汁の粉末は混ぜてから入れるとムラなく混ざります。焦がさないように弱火でゆっくり焼きましょう。薄い緑色がキレイで、よりおいしそうに見えますよ。小豆にはビタミンとミネラルが含まれているので、身体の内側からキレイなれます。また、ホイップを豆乳入りにすることで美容効果も期待できます。
 

青汁入りジェノベーゼ風パスタ

<材料>

・青汁 1包

・スパゲッティ 100g

・ニンニク 1/2

・トウガラシ 1本

・オリーブオイル 適量

・粉チーズ 少々

・黒こしょう 少々
 
<作り方>

1.パスタは時間通り茹でる

2.茹で上がる前に薄くスライスしたニンニクと唐辛子を半分に折って入れる

3.茹で上がったらオリーブオイル、続いて青汁をふりかける

4.器に盛り、好みで粉チーズと黒こしょうをかけたら完成
 
特別な材料は使っていないので思い立った時に簡単に作れます。バジリコの代わりに青汁を入れるイメージです。青汁のほうがバジリコより効率よくビタミンやミネラルの摂取が期待できます。ブロッコリーやキャベツ、ベーコン、トマトなどを入れると彩りがよくなるのはもちろん、より栄養価が高まります。
 

参考文献
青汁が効く!-美味しく飲めて「健康力」がぐんぐんつく天然ドリンク/監修 森口覚/(株)主婦と生活社(2004)

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