カルシウムでイライラや骨粗しょう症を予防!カルシウムが多い青汁を調査
カルシウムといえば、骨や歯の成分としてよく知られている栄養素(ミネラル)です。 骨や歯以外にも、体の筋肉など生理機能を調整したり、精神を安定させたりする働きもあります。よくイライラしている人に「カルシウムが足りないんじゃない?」なんて使われ方もしていますよね。では実際にカルシウムが不足するとどんな症状が現れるのでしょうか。
カルシウム不足の症状は?
・歯や骨が弱くなる
骨や歯の主成分であるカルシウムが不足することで、歯や骨がもろくなり、症状が進むと骨や歯の変形や骨粗しょう症になることがあります。
・イライラや神経過敏
カルシウムには神経の緊張や興奮を緩和してくれる働きもあるので不足すると、イライラして怒りっぽくなってしまいます。
・筋肉の痙攣やこむら返り
筋肉の収縮をスムーズにする働きがあるので不足すると筋肉がピクピク痙攣したり、足がつったりすることがあります。 以上がカルシウム不足になるとみられる症状です。 上記以外にも、高血圧や動脈硬化、老人性認知症の原因とも言われています。 日本人は慢性的なカルシウム不足といわれているので、積極的に摂取していきたい栄養素ですね。 そんな、体にも心にも大切な栄養素であるカルシウムを、一番多く含んでいる青汁はどれなのでしょうか。
カルシウムが一番多く含まれている青汁はどれ?
では、いよいよカルシウムが多い青汁のランキングを見ていきます。 ここではわかりやすいように、青汁に含まれているカルシウムの量を、牛乳に換算して比較してランキングにしてみました!
カルシウム含有量…113mg
カルシウムを多く含む食品の1つ「牛乳」コップ1杯(100ml)で約113mgのカルシウムが摂取できますので、それを基準に比較します。15社比較はこちら⇒
カルシウムが多い青汁ランキング TOP5
サンスター 健康道場粉末青汁
カルシウム含有量 97.3mg
カルシウム含有量 97.3mg
100%国産の5種類の野菜だけを贅沢に配合した青汁です。カロテン、鉄分、カリウムなどのミネラルを豊富に含有した良質なモロヘイヤには、カルシウムもたっぷり含まれています。1杯で不足分のカルシウムをほとんど補える青汁は他にはありません。また、モロヘイヤには特有のとろみがあるので、青汁の粉っぽさを和らげ、飲みやすくしてくれます。
キューサイ はちみつ青汁
カルシウム含有量 91.0mg
カルシウム含有量 91.0mg
ケールを主原料にした青汁。ケールにはトマトの31倍のカルシウムが含まれているので1杯でも効率よく摂取できます。さらにビタミンやミネラルを高めてくれる山田養蜂場の熟成はちみつ配合しています。
アサヒ緑健 緑効青汁
カルシウム含有量 39.5mg
食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んだ九州・阿蘇産の大麦若葉を主原料にしているので、足りない栄養素を手軽に補えます。しかも国が安全だと認めた証「有機JASマーク」の厳しい基準をクリアした有機大麦若葉だから安心です。
ファンケル 本搾りベーシック
カルシウム含有量 33.0mg
カルシウム含有量 33.0mg
1本に約40gの国産ケール生葉を使用し、1杯で1食分の緑黄色野菜が補えます。土壌のミネラルバランスを徹底管理した「ミネラル農法」により、ケールのおいしさと栄養を十分引き出しているので、苦みを抑えた飲みやすさが特徴です。また、カルシウムの吸収に優れた植物性ツイントース(オリゴ糖の一種)を配合し、吸収率を約1.4倍アップしています。
マイケア ふるさと青汁
明日葉を主原料に明日葉、桑の葉、大麦若葉をギュッと濃縮した栄養価の高い青汁です。特に栄養バランスがバツグンの明日葉はミネラルが豊富でカルシウムもしっかり摂れます。
15社の青汁に含まれているカルシウムの量を徹底比較!1番はどれ!?
人気の青汁各1杯に含まれているカルシウムの量を調べて含有量が多い順に並べてみました。
サンスター 健康道場 粉末青汁・・・97.3mg
キューサイ はちみつ青汁・・・91.0mg
アサヒ緑健 緑効青汁・・・39.5mg
ファンケル 本搾り青汁ベーシック・・・33.0mg
マイケア ふるさと青汁・・・19.2mg
やわた おいしい青汁・・・12.7mg
えがおの青汁満菜・・・10.9mg
新日本製薬 青汁サラダプラス・・・10.53mg
サントリー 極みの青汁・・・6.83mg
ダイレクトテレショップ 青汁三昧・・・6.50mg
世田谷自然食品 乳酸菌が入った青汁・・・5.15mg
やずや 養生青汁・・・5.0mg
ヤクルト 青汁のめぐり・・・4.5mg
以下は、中国産原料を使用している青汁です。
お茶村 神仙桑抹茶ゴールド・・・60.83mg
山本漢方製薬 大麦若葉粉末100%・・・8.70mg
比べてみるとわかるようにカルシウムを一番多く含んでいる青汁は「サンスター健康道場 粉末青汁」です。「お茶村の神仙 桑抹茶ゴールド」も比較的多いのですが、原材料が日本ではなくて中国産のため、ランキングには入れていません。 中国産でも気にならないのであれば選んでも構いませんが、サンスターやキューサイの青汁の方が多く含まれているのであえて選ぶ必要はないと思います。 1杯で約牛乳1本分のカルシウムを補える「サンスターの粉末青汁」は牛乳が苦手な人にもおすすめできますね。
カルシウムは食品にどれくらい含まれているの?
カルシウムは小魚や牛乳などに多く含まれていますが、実際にどのくらいの量が含まれているのでしょうか。
青汁と牛乳以外の食品に含まれているカルシウムの量を見てみましょう。
干しエビ・・・710mg
干し桜エビ・・・150mg
パルメザンチーズ・・・130mg
ひじき(乾)・・・100mg
たたみいわし・・・97mg
プロセスチーズ・・・63mg
いかなごの佃煮・・・47mg
(各10gあたりのカルシウム量)
干しエビがずば抜けているのがわかりますね。干しエビならおやつがわりや料理にもとりいれられそうですね。桜エビもかき揚げやお味噌汁に使えそうでお手軽です。
1日にカルシウムは650mg必要といわれていますが、厚生労働省の『平成27年 国民健康・栄養調査報告(第1部 栄養素等摂取状況調査)』によるとによると20代~50代のカルシウム平均摂取量は約460mgとなっていて、190mgは常に不足している状態なんです。
干しエビや干し桜エビを取り入れることでも不足分は補えますが、毎日食べ続けるのも栄養のバランスが崩れてしまいます。
そこで、おすすめなのが青汁の牛乳割りです。
「サンスター健康道場 粉末青汁」ならコップ1杯で約100mgのカルシウムが摂れますし、牛乳で割れば1杯で約200mgのカルシウムを摂ることができます。 エビだけ、青汁だけではなくて、色々な食材を組み合わせて食べながら、バランスよくカルシウム不足を解消していけると良いですね。
また、お食事にカルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDやマグネシウムが含まれている、しいたけや大豆を合わせて摂るのもおススメですよ。