乳酸菌が入った青汁10社比較|便秘や腸内環境にも嬉しい青汁は?

栄養・成分
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乳酸菌で腸内改善!ヨーグルトより乳酸菌が多い青汁を調査

乳酸菌は、腸内の悪玉菌の増殖を抑えて、腸内環境を整えてくれる成分としておなじみですよね。
その働きのおかげで便秘や下痢が改善したり、老廃物が排出されて肌がキレイになったり、代謝も上がるのでダイエットや肥満予防にも効果が期待できます。

また、腸内細菌叢(腸内フローラ)を整えることで、花粉症などのアレルギーや風邪の予防から、生活習慣病やガンの予防、ダイエットにもつながると近年の研究でわかってきました。
腸は自律神経とも密接に関わっているため、腸内環境が悪化するとストレスに弱く心身ともに不安定になってしまいます。腸内フローラを整えることでストレスに強くなり、うつ病などの精神的な病気の予防にもつながります。

そんな、心身ともに整えてくれる乳酸菌が1番多く含まれている青汁はどれでしょうか? 青汁1杯に含まれている乳酸菌の量をヨーグルトに換算してランキングにしました!

ヨーグルト1個 (100ml)
乳酸菌含有量…10億[pc]個[/pc]

 

乳酸菌と聞いてまず思い浮かべるのがヨーグルトですよね。 じつはこのヨーグルト=はっ酵乳は、「乳等省令」という省令によって1mlあたりの乳酸菌(または酵母菌)が1,000万個以上と定められています。
これは100mlに換算すると乳酸菌が10億個以上は入っていることになります。
ただ、ヨーグルトは色々なメーカーから様々な種類の商品がでているので、ヨーグルトの乳酸菌は何個!という断定はできませんが、この乳等省令の条件100ml=10億個をヨーグルトに換算してみていきたいと思います。
では青汁1杯にはどれくらいの乳酸菌が入っているのでしょうか?乳酸菌の含有量の多い青汁TOP5を見ていきましょう。

 

乳酸菌入り青汁ランキング TOP5

すこやか自慢 青汁と乳酸菌

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ヨーグルト50個分
乳酸菌含有量 500億個
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ヨーグルト50個分
乳酸菌含有量
500億個
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青汁の中でダントツの、1杯にヨーグルト50個分もの乳酸菌が含まれているのが「すこやか自慢の青汁と乳酸菌」です。 乳酸菌だけではなくて、血液サラサラ成分としても有名な葉緑素(クロロフィル)を多く含んでいる「熊笹」も原料に使われているので、油っぽいものが好きで食生活が乱れがちな人にも嬉しい青汁ですね。ちなみにクロロフィルは、春菊やパセリにも含まれています。

 

DHC 乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁

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ヨーグルト40個分 乳酸菌含有量
400億個
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ヨーグルト40個分
乳酸菌含有量
400億個
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1杯にヨーグルト約40個分の乳酸菌が含まれているのが、サプリや化粧品でもおなじみなDHCの「よくばり青汁」です。 乳酸菌だけではなく、穀物発酵エキス末も配合されています。

 

茶匠庵 国産桑葉青汁

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ヨーグルト36個分
乳酸菌含有量 360億個
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ヨーグルト36個分
乳酸菌含有量
360億個
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1杯にヨーグルト36個分ほどの乳酸菌が含まれているのが「茶匠庵 国産桑葉青汁」です。 お茶屋さんと製薬会社が共同開発した青汁。主原料の桑の葉に含まれているDNJ(1-デオキシノジリマイシン)食後の血糖値の上昇を抑える効果があるので糖が気になっている人にもおすすめ。

 

ダイレクトテレショップ 青汁三昧M-1

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ヨーグルト20個分
乳酸菌含有量 200億個
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ヨーグルト20個分
乳酸菌含有量
200億個
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1杯にヨーグルト20個分ほどの乳酸菌が含まれている「ダイレクトテレショップの青汁三昧M-1」です。 乳酸菌の中でも免疫を高める働きのあるシールド乳酸菌が配合させているのが特徴。 ちなみに青汁三昧といえば「低反発枕」がついてきましたがM-1にはついてきませんのであしからず。

 

日本薬健 金の青汁 乳酸菌×酵素

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ヨーグルト20個分
乳酸菌含有量 200億個
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ヨーグルト20個分
乳酸菌含有量
200億個
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1杯にヨーグルト20個分の乳酸菌が含まれている「日本薬健の金の青汁シリーズ 乳酸菌×酵素」です。 乳酸菌だけでなく消化や代謝をサポートしてくれるパパイヤ由来の酵素も配合されています。 また、サツマイモやシイタケなど25種類の国産野菜が使用されているちょっと異色の青汁です。

 
 

17社の青汁に含まれている乳酸菌の量を徹底比較!

人気の青汁各1杯に含まれている乳酸菌の量を調べて多い順に並べてみました。青汁選びのご参考にどうぞ★

すこやか自慢 青汁と乳酸菌・・・500億個
DHC よくばり青汁・・・400億個
茶匠庵 国産桑葉青汁・・・360億個
ダイレクトテレショップ 青汁三昧M-1・・・200億個
日本薬健 金の青汁 25種の純国産野菜 乳酸菌×酵素・・・200億個
YUWA 乳酸菌+酵素 国産大麦若葉青汁・・・151億個
やわた 本青汁・・・150億個
えがお 青汁乳酸菌・・・135億 薬日本堂 青大豆と乳酸菌のすっきり青汁・・・120億個
新日本製薬 青汁サラダプラス・・・100億個
世田谷自然食品 乳酸菌が入った青汁・・・100億個
山本漢方製薬 乳酸菌+大麦若葉粉末・・・100億個
山本漢方製薬 乳酸菌+ケール粉末・・・100億個
バイオ科学 大麦若葉青汁+植物性乳酸菌・・・50億個
アサヒ緑健 緑効青汁・・・3.5億個
キューサイ はちみつ青汁・・・2億個
やわた おいしい青汁・・・1億個

いざ乳酸菌入りの青汁を調べてみると、含まれていない青汁の方が圧倒的に多く、乳酸菌が入っているものはそれほど多くありませんでした。
そんな中、1位の「青汁と乳酸菌」は、1杯に500億個もの乳酸菌が含まれているので、ヨーグルトで乳酸菌を摂取しようと考えていた人は、ヨーグルトと比べてどっちの方が多いの?という疑問が出てくると思います。
そこで、1973年発売以来40年以上のロングセラーヨーグルトの「明治ブルガリアヨーグルト」と「青汁と乳酸菌」の乳酸菌の数を比較してみます。

商品名 すこやか自慢
青汁と乳酸菌
明治ブルガリア
ヨーグルトLB81
容量 1杯 450g
乳酸菌の数 500億個 495億個

青汁の方は、1杯で500億個、明治ブルガリアヨーグルトは450g(1パック)で495億個の乳酸菌が入っています。
ただし、明治ブルガリアヨーグルトの450gは、よくスーパーなどで見かけるあの大きさなので、一気に1パックを食べきるのは結構厳しい様に思います。1日1パック、朝・昼・晩の3回にわけると食べやすいかもしれませんね。しかし、ヨーグルトの目安は1日100gとも言われているので、やはり毎日食べきる習慣は健康維持の観点から少々心配になります。
その点、青汁の方は1杯飲むだけで済むのでお手軽なうえに、乳酸菌以外の栄養素も一緒に摂れるので一石二鳥です。
ちなみに、飲むヨーグルトの場合でも乳酸菌の数は固形タイプのものと変わりません。 飲むタイプのものは固形のものを混ぜて崩して砂糖などを入れて飲みやすくしてあるだけなのでお好みで選んで大丈夫です。  
 

乳酸菌が多く含まれる食品は?

ここまで乳酸菌入りの青汁とヨーグルトについてみてきましたが、それ以外の食品ではどのくらい乳酸菌が含まれているのか、気になりませんか?ということで、続いて乳酸菌を含んでいる食品についても調べてみました。
乳酸菌が含まれている食品といえば先程紹介したヨーグルトや乳酸菌飲料の他、キムチやぬか漬け、ナチュラルチーズ、味噌、醤油などがあります。
キムチやぬか漬けは1g1億個と言われていたりしますが、含有量の個体差が大きくて、情報が古いうえに出どころもはっきりしたものがありません。チーズや味噌、醤油に含まれている数はそれほど多くないし、たくさん食べるには無理があります。

ある程度続けていくならやっぱり青汁、特に「乳酸菌と青汁」が一番オススメできます。  

乳酸菌不足は肥満の原因にも!

乳酸菌を増やすと腸にいいということは知られていますが、乳酸菌が不足するとどうなるのでしょうか。 善玉菌である乳酸菌が減ってしまうと、腸内は悪玉菌優勢の状態になります。 これによって何が起こるのかというと、

ぜん動運動が鈍り、便秘になる
代謝が落ちて、太りやすくなる
老廃物が滞り、ニキビや肌荒れが起こる
免疫力が落ち、風邪・口内炎・花粉症になりやすくなる
幸せホルモンのセロトニンが作れず憂鬱な気分になる

などの症状が考えられます。また、腸内環境がさらに悪化すると、大腸ガンや糖尿病など生活習慣病の原因にもなります。
普段から乳酸菌などの腸内環境を整えるものを積極的に摂取することが大切ですね。

さらに最近の研究では「腸内細菌の乱れが肥満の原因になる」ということが分かりました。
今まで腸内環境は健康のために意識するものだと思われていましたが、最近では若い女性を中心に、ダイエットの新常識として腸内環境への関心が高まっています。 健康のため、美容のため、そしてダイエットのために、腸内環境を整える生活を心掛けていきましょう。  
 

比較表及びランキング概要
各青汁1杯に含まれている乳酸菌の含有量をメーカーに問い合わせ、確認のうえ掲載しております。
参考文献
・コンパクト栄養学 改訂第4版/脊山 洋右 廣野 治子(監修)南江堂(2017) ・あたらしい栄養事典/田中 明 蒲池 桂子(監修)日本文芸社(2016) ・すべては腸内細菌で決まる!/藤田紘一郎(著)かんき出版(2015) ・最新 これは効く!食べて治す 栄養成分事典/中嶋 洋子 蒲原 聖可(監修)主婦の友社(2017)

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